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バーベキューの火で18歳生徒死亡 教師が炭に“消毒用アルコール”追加 「熱中症を防ぐため短時間で焼こうと」

source : 提携メディア

genre : ニュース

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火は見えないが“熱”は出ていて危険

バーベキュー中に起きた痛ましい事故。炭にアルコールを混ぜると、どのような危険が生じるのだろうか。

 

専門家立会いのもと、安全な距離を取って検証した。

 

ドラム缶の中を見ると、アルコールにより燃えた火は、そこまで大きくないように見える。
しかし、その見た目にこそ危険が潜んでいると専門家は指摘する。

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ーー火が消えていると思ってやってしまうとどうなる?

日本防火技術者協会・鈴木弘昭理事:

炎は見えないんです。だけど、熱は出ているんです。アルコールはすごく揮発しやすくて、かけている液体の周りにガスがたくさん出ている。そのガスに火がつくので、炎がわっと出ます。すごく危険です。

 

都内にあるバーベキュー会場「THE BBQ BEACH in TOYOSU」では、着火や火の調整などの全てをスタッフが担っていると話す。

 

THE BBQ BEACH in TOYOSU・町田紀光店長:
お客さまによっては、途中で火を強めたいからアルコールを追加したような動作をする場合もあるが、店内巡回をしているので、火力を強くしたいというご注文があれば、こちらで炭の追加などを行う。


これから本格化するバーベキューシーズン。安全に楽しむため、火の扱いには十分な注意が必要だ。


(「イット!」6月8日放送より)

バーベキューの火で18歳生徒死亡 教師が炭に“消毒用アルコール”追加 「熱中症を防ぐため短時間で焼こうと」

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