10月19日にスタートする連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)の主演を女優・菅野美穂(45)が務める。
テレ朝での菅野のドラマ主演は、1999年放送の『恋の奇跡』以来、実に24年ぶり。原作は今年の「手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」に輝き話題となっている漫画で、脚本は『フリーター、家を買う。』などの橋部敦子氏が担当する。
同ドラマへの菅野の起用について、「テレ朝の気合いの入りようが見て取れますよね」と話すのは、さるテレビ関係者だ。
水着での撮影すら拒んでいたはずの菅野がなぜ
「実は菅野さんとテレ朝の関係性は深いんですよ。彼女が芸能界入りを果たしたのは、1992年にテレ朝のアイドル発掘バラエティ番組のオーディションに合格したことがきっかけです。翌年に女優としてデビューしたのも、同局の連続ドラマ『ツインズ教師』でのことでした」
高校1年生で女優人生を歩み始めた菅野はそのわずか2年後、NHK連続テレビ小説『走らんか!』のヒロインに抜擢されて脚光を浴びた。1996年からは『イグアナの娘』『ドク』『いいひと。』と、出演したドラマが軒並み視聴率20%超えの大ヒットを記録。瞬く間にトップ女優へと上り詰めた。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。ところがその最中の1997年8月、20歳の誕生日パーティーの席上で、菅野は突然ヘアヌード写真集『NUDITY』の発売を発表する。
「あのときの衝撃は忘れられません。当時、女優のヘアヌードはそこまで珍しいものでもなかったですが、出していたのは “濡れ場”も経験した30代以上がほとんど。水着での撮影すら拒んでいたはずの菅野がなぜこのタイミングで? と、驚くばかりでした」(出版関係者)