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「この日は前髪を切りすぎちゃったのよね」自虐ネタにご両親イジリ…愛子さま21歳が愛される理由

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 まさに独壇場だった。

 5月30日、日本橋高島屋で開催された御成婚30年記念の特別展を訪れた天皇ご一家。その場での愛子さま(21)のお言葉は――。

3人で仲睦まじく展示をご覧になった

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チャーミングな一面を持つ愛子さま

 会場では婚約会見で雅子さまが着用されたワンピースも展示された。ご一家を案内した担当者が「プロポーズの言葉も覚えています」と述べると、愛子さまがすかさず「再現!」とプロポーズの言葉をリクエスト。天皇は苦笑いで愛娘からの“イジリ”をかわされたという。

 他にも、こんなお茶目な場面があった。主催者である毎日新聞社美術事業部部長・瀧口扶美氏が明かす。

「会場には、お生まれになったばかりの愛子さまが『御初召(おうぶめし)』と呼ばれるおくるみに包まれている写真が展示してありました」

 写真の前で立ち止まられた愛子さまは、「初めて見た」と仰った後、チャーミングにこう言い直された。

「あっ、初めてじゃなかったですね!」

 瀧口氏が振り返る。

「当時のご記憶はないでしょうから、“初めて見た”のは当然です。でも、それを冗談っぽく言い直されたところに、愛子さまのお人柄を感じました」

中学時代の愛子さま

国民からに限らず、他の皇族方からも大人気

 愛子さまの高校卒業時の写真の前でも大きな笑い声が。愛子さまが「この日は前髪を切りすぎちゃったのよね」と仰り、雅子さまが「自分で切ったのね」と応えて当時を懐かしまれたという。こうした報道が呼び水となったのか、

「天皇ご一家が来られた翌日には来場者数が1日で4000人を超え、1時間待ちの列ができました。前日までの2、3倍の多さです」(日本橋高島屋広報担当)

 愛子さま人気は、国民からに限ったものではない。