「(取材について)はい、あの、私受けるつもりはないです。来なくて結構です。失礼ですよ。結構です。そんな義務はありまっせ~ん! 失礼極まりないですよあなた。帰って下さ~い。はいさようなら~!」

 などと語った。その後、改めてキノシタに質問状を送ったが、「お答えできない」と回答があった。

日本マクドナルド本部はどう答えるか?

 日本マクドナルド本部広報にキノシタでサービス残業が横行している実態について聞くと、「現在確認をしておりますが、個別の案件でもございますので、詳細のご回答は控えさせていただきます」。

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 その上で、各地のフランチャイジーで労働問題が相次いで発覚していることについては、こう回答した。

「正しい労働時間の管理は労務管理の基本であり、正しい勤務時間の記録とそれに基づく給与の支給を行うよう、直営、フランチャイズに関わらず指導しております」

 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、Aさんが勤務していた時に手を染めてしまった改ざんの詳しい内容、手取りは14万~15万円という過酷な労働環境、おとなしくサービス残業に応じていた理由、キノシタ社長との詳しい一問一答、フランチャイズチェーン制度が抱える問題など、マクドナルドの労働環境について詳しく報じている。

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