食洗機は敵、ロボット掃除機も敵
「現代版三種の神器」と呼ばれることが多い便利家電は、食洗機、ロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機です。食洗機以外の2つもモラハラ夫に購入を反対されたエピソードを耳にします。家事の手間を省く価値がわからないモラハラ夫には、食洗機と同様に無駄づかいや手抜きの象徴に見えるのかもしれません。
もちろん、食洗機の購入を反対したから即モラハラ夫というわけではありません。妻の希望を聞いて、「欲しいのはわかるけど……」と理解を示して、一緒に検討した末に購入しないのであれば、それは夫婦で話し合いができていると言えます。
そうではなく、食洗機を買いたがるのをまるで悪いことのように怒ってきたら……。その根底には、妻は家事をするべきものだという気持ちがありそうです。
もしあなたが夫はモラハラではないかと思っていたら。一度「食洗機が欲しい」と言ってみるのが効果的かもしれません。
堀井 亜生(ほりい・あおい)
弁護士
北海道札幌市出身、中央大学法学部卒。堀井亜生法律事務所代表。第一東京弁護士会所属。離婚問題に特に詳しく、取り扱った離婚事例は2000件超。豊富な経験と事例分析をもとに多くの案件を解決へ導いており、男女問わず全国からの依頼を受けている。また、相続問題、医療問題にも詳しい。「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)をはじめ、テレビやラジオへの出演も多数。執筆活動も精力的に行っており、著書に『ブラック彼氏』(毎日新聞出版)、『モラハラ夫と食洗機 弁護士が教える15の離婚事例と戦い方』(小学館)など。
弁護士
北海道札幌市出身、中央大学法学部卒。堀井亜生法律事務所代表。第一東京弁護士会所属。離婚問題に特に詳しく、取り扱った離婚事例は2000件超。豊富な経験と事例分析をもとに多くの案件を解決へ導いており、男女問わず全国からの依頼を受けている。また、相続問題、医療問題にも詳しい。「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)をはじめ、テレビやラジオへの出演も多数。執筆活動も精力的に行っており、著書に『ブラック彼氏』(毎日新聞出版)、『モラハラ夫と食洗機 弁護士が教える15の離婚事例と戦い方』(小学館)など。
