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《22年6月の杉並区長選では、野党統一候補となった岸本聡子区政が誕生。今年4月の同区議選では、自民党の現職区議7人が落選するなど、自民党勢力の衰退が続いている。》(読売新聞オンライン6月28日)
無風とすら言われた杉並区だが伸晃氏の落選がきっかけで注目の地域に変貌した。伸晃氏の政界再編力は本当に凄いのだ。本人の知らないところで。
となると、注目は2年後の参院選である。伸晃氏の狙いは東京選挙区と言われる。丸川珠代元五輪相が衆院へくら替え予定なので、空いた自民枠を狙っているという。丸川氏は過去3回の当選のうち2回はトップ当選している。その後釜となれば選挙戦は楽勝で余裕に思える。
しかし……。
伸晃氏の「偉大な力」
私はザワザワするのである。これまで述べてきた伸晃氏の政界再編力に。無風を激戦に変えてしまう力に。
その偉大な力を発動してしまえば、2年後の参院選東京選挙区は一転して混沌となるかもしれない。これってそういう予言にしか思えないのだ。より多くの人に選挙に関心を持たせて参院選を盛り上げてしまうかもしれない。
さぁ、伸晃氏が動いた。
「石原伸晃が日本の政界を動かしている説」(ただし本人の意図していないところで)はまたも立証されるのか?