MCを務める情報番組「あさイチ」で“朝ドラ受け”の豊かな表情が人気のNHK鈴木奈穂子アナ(41)。6月30日放送の朝ドラ「らんまん」で松坂慶子が演じる主人公の祖母が亡くなると、「すみません。今日仕事にならないかも」と泣き崩れ、ゲストの松坂に慰められた。
◆ ◆ ◆
TBS社員の夫とは8年の交際を経て結婚
「あさイチ」の平均視聴率は12%台で、情報番組全体の中でトップと好調だ。
「今年4月に元NHKの武田真一アナ(55)を起用して始まった日本テレビ『DayDay.』は3%台と低迷。放送時間帯は重なっており、新旧エースアナ対決は鈴木氏に軍配が上がっています」(NHK関係者)
2004年入局の鈴木アナは、松山放送局を経て10年に看板アナの登竜門とされる「おはよう日本」のキャスターに抜擢。「ニュースウオッチ9」「ニュース7」と王道を歩んできた。
「お酒が好きで、飲み会にも積極的に参加。画面で見たままの爽やかさで裏表はなく、浮いた話は全く出なかった」(NHK局員)
実際、夫であるTBS社員のY氏は法政大の同級生で、8年もの交際を経て12年に結婚。19年5月には女児が誕生し、育休明けの仕事が21年4月からの「あさイチ」だった。
「アムラー」だった過去をカミングアウト
そんな鈴木アナだが、実は報道志望だったという。
「『名インタビュアーと呼ばれたい』と語る硬派な一面があり、本人は報道アナ一筋で行くつもりだった。しかし前任の近江友里恵アナの退局に伴い、女性が職場復帰できる象徴として白羽の矢が立った」(同前)
当初は「笑顔の作り方がわからない」と戸惑っていたというが、
「初代MCの有働由美子に憧れていたこともあり、『第二の有働になる』と吹っ切れて、“素”を出すようになりました」(同前)