7月12日、タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんが渋谷区の所属事務所で、死亡した状態で発見された。享年27。警視庁は自殺を図ったとみている――。
「12日夕方、事務所にやってきたマネージャーが、ryuchellさんが倒れているのを発見し、すぐに110番通報、警察が駆け付けたものの、既に息絶えており、その場で死亡が確認された」(社会部記者)
2014年、地元・沖縄の高校を卒業した後、上京したryuchellさんは原宿にある古着店「SUPER WEGO」の店員をやりながら、読者モデルとしても活動。2015年に『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にモデルで当時恋人だったpecoとともに出演し、一気にブレイク。「ぺこ&りゅうちぇる」として、さまざまな番組に出演してきた。
2016年12月に2人は結婚を発表し、2018年7月には、第1子となる男児が誕生。しかし、2022年8月、pecoが、
「“夫”と“妻”、いわゆる夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました」
と法的な意味での夫婦関係の解消を報告。ryuchellさんもインスタを通じて、その決断を下す前提となった自身の「性別に関する違和感」について、長文のコメントを出していた。
夫婦関係を解消した後も、家族3人で新しい関係を築いていこうと努力を続けていると見られていた中での突然の訃報に、悲しみと驚きの声が上がっている。数週間前にryuchellさんの元気な姿を見かけたという近隣住民が肩を落とす。