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お弁当のから揚げを「細かく切って」…自宅近くでは目立った人物だった

 最上容疑者は身長180cm。築35年家賃5万円台のマンションのワンルームで一人暮らしをしていた。自宅近くの弁当屋の店員が語る。

「2~3週間に1回ぐらいお弁当を買いに来てましたよ。うちでトラブルを起こしたことはありませんね。いつも490円の、から揚げが3個入ったしお味の“から揚げ弁当”を買っていました。必ず『小さい子が食べるぐらいの大きさにから揚げを細かく切ってください』と妙な要望をするので、よく覚えています」

事件があったコンビニ。被害者の血のあとがみえる(読者提供)

 別の店員も「ああっ! “切ってください”の人か!」と言うなど、自宅近くでは目立った人物だったようだ。

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 最上容疑者はSNSを複数開設しており、それぞれのプロフィール欄には「会いたい人がいるので投稿しました」「この1年間人の事で悩み参りましたさすがの私も寝られず鬱、男女間の問題は深刻化し、殺人迄発展しかねないので関わらない方が良かったと今は後悔しています」(原文ママ)など、今回の事件を示唆するような書き込みが見られた。

 果たして最上容疑者を凶行に走らせたものとは何だったのか。現在発売中の「週刊文春」及び「週刊文春 電子版」では、孤独なクレーマーだった最上容疑者がAさんの店で起こしたトラブルの詳細や、今年に入ってから容疑者とやりとりをした高校の同級生の貴重な証言などから、事件の背景に迫っている。