3度の結婚と、29歳で披露したオールヌード
プライベートでは90年にレーシングドライバーの松永雅博と1度目の結婚をする。松永氏とは99年の5月に離婚するが、その半年後にお笑い芸人のコアラ(のちにハッピハッピーに改名)と再婚。しかし2007年に再び離婚している。
そして2016年に元秘書で24歳年下の中根雄也と再々婚を果たしている。“恋多き女性”は今も現役である。
17歳で出演した映画『人形嫌い』の濡れ場では吹き替えを使った三原だが、29歳になった1994年には、“アラーキー”ことカメラマンの荒木経惟撮影による写真集『Junco 』(KKベストセラーズ刊)で、一糸まとわぬオールヌードを披露している。アーティスティックな写真集だが、1度目の結婚の最中だったこともあり大きな話題になった。
2000年代からは主に映画とVシネマ系に出演し、映画『京極夏彦「怪」』(00年)や、Vシネマ系『実録・日本ヤクザ抗争史』シリーズ(01年)などで熱演している。
「当選したら女優業引退」でも一度だけ出演したのは…
44歳だった2008年に子宮頸がんを患って子宮の摘出を経験し、これをきっかけに医療や介護問題に目覚め、がん撲滅などの運動を開始している。自ら介護施設の経営にも着手している。
その活動の延長線上で2010年の参議院選挙で自由民主党から出馬し、約17万票を獲得し、党内5位で初当選。「当選したら女優業は引退」という宣言も話題になった。政治の世界でも着実に存在感を発揮し、2020年には厚生労働副大臣にも就任している。
当選後は宣言を守ってドラマなどには出演していなかったが、唯一の例外として2011年放送の『3年B組金八先生』最終回で、歴代卒業生が勢ぞろいするシーンに特別出演を果たし、往年のファンを喜ばせた。
女優として、アイドルとして、恋多き女性として、カーレーサーとして、そして現在は政治家となった三原。「ハマり症」な性質は10代の頃から変化していないようだ。