炎天下、古民家の庭先にある畑で一人黙々と農作業に――。日焼けした顔で汗を流すのは、ミシュラン一つ星店「sio」のオーナーシェフだった鳥羽周作氏(45)だ。
「週刊文春」が6月8日発売号で報じた、女優・広末涼子(43)と鳥羽氏のW不倫関係。鳥羽氏は6月29日発売号で、200分に及ぶインタビューに応じ、「彼女には本気で向き合ってきたし、今も本気で向き合っている」などと語っていた。
問題発覚前から準備を進めてきた長野県の古民家レストランをオープン
その後、鳥羽氏はどんな生活を送っているのか。自身が経営してきた「sio株式会社」の代表取締役を、広末が所属事務所から無期限謹慎処分を受けたのと同日の6月14日付で退任(6月30日付で登記)。さらに、提携していた企業からの契約解除も相次ぎ、NHK「きょうの料理」も事実上、降板状態になっている。
「今回の不倫報道で数年分の仕事が飛んでしまいました。ただ、新たにハワイやLA、アジアからのオファーが来ている。その言動はともかく、料理人としての腕は確か。ここ数年、厨房に立つ機会はほとんど無かったものの、今はゼロからの出直しを図っています」(飲食関係者)
そんな中、7月1日にオープンさせたのが、W不倫問題が発覚する前から準備を進めてきた長野県小谷村の古民家レストラン「NAGANO」。地域活性化の起爆剤として、店舗は1億円以上かけて改修されたという。
「鳥羽さんは厨房に立ちながらも、『何杯も食ってください! この前、女性でもご飯を7杯食ってましたよ!』としゃがれた声で話しかけてきた。『美味しいです』と告げると、『マジ、嬉しいっす!』と答えていました。昼の鮭定食でも3000円と、決して安くない。店は空席が目立ちましたが、予約で一杯だそう。訳を聞くと、嬉しそうに『気づきました?』と。『空間を大切にする為に、一度に入れるお客様を制限させていただいて、時間で区切っているんです』とのことでした」(店を訪れた客)
8月6日、現地を訪ね、鳥羽氏を直撃した。