2023年上半期(1月~6月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。ライフ部門の第3位は、こちら!(初公開日 2023年6月3日)。

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 車は鉄の塊か、それともロマンの塊か。世間の理解など求めない、個性全開の車を愛してしまったオーナーたちの素顔やいかに⁉

 今回は、8代目クラウンを80年代風にカスタムする「とさん」をご紹介。

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8代目クラウンをフルノーマルから改造する「とさん」

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族車乗りの家庭に生まれ

 昔から家庭環境が悪かったもんで、もともと親がこの手の車に乗っていたんですよ。日の出暴走のデビューが0歳みたいな。そういう環境で育ったもんですから、はじめから自分はこういう車に乗る運命だったんだろうなって。

80年代風にカスタマイズされた8代目クラウン

 なにげに中学生くらいの頃には、セルシオとかマジェスタとか、新しめのVIP系にも興味があったんですよ。でも、親父と車の話になったときに「セルシオ乗りたい」と話したら、その場でボコられちゃって。「お前何言ってんの?」とブチ切れられましたね。親父にとっては、VIP系の車は全然シブくないんだと思います。

 そういうこともあって、やっぱり読む雑誌なんかも必然的に古いものになっていって。それから高校に上がって、バイクを改造してブンブンいわせたり、先輩後輩で弄った車体を譲り合ったり。18歳になってからは、ずっとこういう古い車を乗り継いでいますね。

ホイールをフェンダー面よりも引っ込めるのが80年代の流行だったとか

 この車もフルノーマルで買ってきて、昔の雑誌を参考にしながら自分なりに弄っています。実際、こういうのが一番流行ったのは80年代だと思うんで、自分はその当時を直接知っているわけではないんですけどね。

 それでも、ホイールは今みたいにツライチにするんじゃなくて、引っ込ませるくらいが80年代っぽいなとか、雰囲気を再現しようと色々工夫しています。自分の親世代の人たちが見て、「懐かしいな」と思えるような弄り方をしていきたいですね。

ワインレッドとゴールドが当時のゴージャス感を演出

 この車以外にも、いつも4台か5台くらい軽自動車を持つようにしていて、ずっと弄くり回して遊んでいます。ある程度仕上がったら、地元の後輩に安く譲ったり。乗り物がほんとに好きなんですよ。そこはずっと変わらないですね。

高校生の頃からバイクや車の改造が趣味だった

 仕事は接客業なので、通勤には軽の方を使っています。さすがにこの車が店にあったらヤバいですからね。

2023年上半期「ライフ部門」BEST5 結果一覧

1位:半年で37キロ減量、容姿が変わりすぎて「友だちに気づかれず…」85kg→48kgになった“サバゲー女子”が語る、ダイエット後の変化
https://bunshun.jp/articles/-/65029

2位:カット料金が3000円の店と、6000円の店…美容師が教える、2倍近い料金差の「正体」
https://bunshun.jp/articles/-/65028

3位:「接客業なので、通勤には軽自動車を使っています」それでも“平成生まれの男性”が“昭和の改造車”にこだわり、8代目クラウンを乗り回す理由とは
https://bunshun.jp/articles/-/65027

4位:「普通にナンパしてきた」16歳で両足を失った“車いすモデル”(25)が、歌舞伎町で“チャラ男”に気付かされた衝撃的な事実
https://bunshun.jp/articles/-/65026

5位:入居金6000万円は“掛け捨て”に…77歳、健康体で「高級老人ホーム」に入ってみた
https://bunshun.jp/articles/-/65025