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「スイッチバックみたいにして、血が」木原事件 警視庁担当係長が遺族に語った“自殺の根拠”驚きの中身

「遺体を部屋から出して階段を降りるとき、スイッチバックみたいにしないと出せないと思うんです。搬送の際に廊下に血液が付いたと考えて間違いない」

 だが、「搬送前」とされる写真に同じ場所が写されたものはなく、搬送の際に血液が落ちたことを裏付ける証拠はなかった。遺族はただ首を傾げるほかなかったという。

「血が滴ることは絶対ない」

 再捜査に携わった佐藤誠元警部補も語る。

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「俺は約1500体の遺体を扱ってきたけど、必ずグレーのチャック付きの遺体収納袋に詰めるので血が滴ることは絶対ないだろ」

 8月22日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および8月23日(水)発売の「週刊文春」では、W係長が語った不可解な説明に加え、佐藤氏の実名告発の対応を協議した警視庁幹部の「三者会談」のお粗末すぎる顛末、岸田文雄首相の訪米に同行した木原氏の近況、9月中旬とされる内閣改造での木原氏の去就などについて詳報している。

「スイッチバックみたいにして、血が」木原事件 警視庁担当係長が遺族に語った“自殺の根拠”驚きの中身

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