「選挙戦でお店回りをした時、『下っ端はいいから店長呼んで来いよ!』と言い、店員を激怒させたと聞きました。他にも街頭演説の際、普通はその場で先に演説している候補者がいたら譲るもんですが、数人でドカドカと入ってきて占拠したり、他の候補者が朝に有権者に手振ってるところにバトルモード全開で乗り込んできたり……。悪気があるのかはわからないけど、やっぱり『俺は有名人なんだ!』って雰囲気がすごい。よくキャバ嬢を連れて繁華街を歩く姿も目撃しますよ」
被害者女性はクレイジー君の妻が働くキャバクラの同僚だった
今回の事件の被害女性とは一体どのような関係だったのか。前述の社会部記者が続ける。
「実は、被害女性A子さんは、クレイジー君の妻が働くキャバクラの同僚でした。事件当日、23時半ごろから約1時間半、そのキャバクラでA子さんと妻とクレイジー君で飲んでいたようです。クレイジー君とA子さんが店で会ったのは、その日が初めてでした。その後、妻は他の客もいたことなどから店に残って、クレイジー君とA子さん2人でアフターにいくことになったようです。2人は居酒屋とシーシャバーを挟んだ後、ホテルに行って今回の事件が起きました」
取材班はホテルに向かう直前まで2人が酒を飲んでいたというシーシャバーの男性オーナーから話を聞くことができた。このオーナーによると、2人はあまり酒に酔った様子はなく、午前2時から約1時間半滞在。他の客も交えて酒を飲み、楽しそうに見えたという。
「別々ではありますが、2人ともウチの店に来てくれたことはあり、顔見知りでした。入ってきた時から仲がよさそうで、2人がけのソファー席で横並びに座っていました。本当にベロベロになるとクレイジー君は寝ちゃうんですが、その日は2人とも意識はしっかりしていました。店でも3%のチューハイを2人は1缶ずつ飲み、あとはクレイジー君がハイボールに少し口をつけたぐらいです」
ただ入店から20分ほど経つと、2人が「イチャつき始めるのがわかった」という。