9月11日19時過ぎ、ビッグモーターに次ぐ中古車業界2位のネクステージの浜脇浩次代表取締役社長(53)が辞任を発表した。
「週刊文春」は、9月6日に「電子版」で公開した記事〈《ビッグモーターDNAが増殖中》中古車業界2位「ネクステージ」でも不正の横行が止まらない! 複数の社員、元社員が告発〉以来、ネクステージの不正疑惑を追及してきた。
11日午前にも、同社の保険営業時の不適切なセールストーク、不正契約の疑い、社員教育の在り方等、30点の疑惑について、18時〆切でネクステージに質問状を送っていた。
これまで「週刊文春」からの質問と回答をホームページ上に公開し、自社の透明性を訴えてきたネクステージだが、この日は〆切時間を過ぎても回答はなかった。記者に広報担当者から「回答を控える」旨の連絡があったのは18時55分。浜脇氏の電撃辞任が発表されたのは、そのわずか数分後だった。
辞任した浜脇氏は、ビッグモーターで常務取締役まで務めた手腕を買われ、2016年にネクステージに副社長として入社。2022年2月から代表取締役社長に就任していた。社員からは「浜脇氏の社長就任以降、社風がビッグモーター化した」との声が相次いでいた。
浜脇氏はなぜ社長の座を降りる決断に至ったのか。9月14日(木)発売の「週刊文春」、および13日(水)正午配信の「週刊文春電子版」では、ネクステージにはびこる保険営業の不正疑惑について詳報する。
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