元銀座クラブホステスの人気開運アドバイザー・藤島佑雪さんによる、ビジネスにも役立つ人間関係のアドバイス。今回はお客をつかめず「ヘルプ」で終わってしまう人の特徴を解説します。

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本格的なホステスとヘルプの違い

『元銀座ホステスが教える 強運!美女になる方法』(藤島佑雪 著)
『元銀座ホステスが教える 強運!美女になる方法』(藤島佑雪 著)

 銀座のホステスにもいろいろ種類があること、ご存知でしょうか? 

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 ヒエラルキーの上から申し上げますと、オーナーママ、雇われママ、ママを補佐するチーママ、ナンバー1、ナンバー2以下の上位“ナンバー張ってるおねえさん”、業績の悪いホステス、ヘルプ。ヘルプというのは売り上げに対して責任をもたない、単なるバイトで、それ以外は売り上げに責任をもつ本格的なホステス、いわゆる“売り上げのおねえさん”になります。

“売り上げのおねえさん”と呼ばれるホステスは売り上げの管理をいたします。つまり、自分が担当するお客さまから売り上げを徴収し、そこから契約ごとに決められた歩合を店に納めるわけです。もし、お客さまからの入金がなければ、その分は自分が補って店に納めます。儲かるときはいいけれど、マイナスをかぶることだってある。バブル崩壊後、お客さまが飛んでしまって、店に対して借金をつくり、挙句の果てにはソープ嬢にという話は、売り上げのおねえさんが責任を取った結果なのです。

 ですから、ヘルプと売り上げのおねえさんでは責任感やプレッシャーなど、メンタリティーがまるで違います。売り上げのおねえさんには、お客さまが詐欺や横領で捕まって飲み代を踏み倒されても、彼らが飲んだ分の歩合は店に納めるんだ! という覚悟と責任があるんですから。先日、とある料亭の女将と「一流の料亭やクラブでは1年に平均4人のお客さまが捕まる」という話になりました。

 お客に対しても、お店に対しても、責任とリスクを背負って生きている売り上げのおねえさんというのは、へルプとは見えてる世界がまるで違うんです。

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