妊娠させた不倫相手と再婚し、妻と子供の3人暮らし
小誌は北村容疑者が練馬区で最初に赴任した中学校の卒業アルバムを入手した。そこには科学部や剣道部の顧問として卒業生とともに誇らしげな顔をする北村容疑者の姿が写っている。
「校長としてそつなく真面目に勤務していた。子供たちに分りやすく話すことや文章を書くことに長けていた」(練馬区教育委員会関係者)
校長にまでのぼりつめ、順調な教員人生を送っていた北村容疑者は25年前に練馬区内に一軒家を購入し、妻と子供の3人暮らし。だが、近隣住民はこう声を潜める。
「今の奥さんとは再婚ですよ。3年ほど前に北村先生が不倫相手を妊娠させて当時の奥さんと離婚。息子さんを連れて出ていったと聞きました。その不倫相手が今の奥さんだから、子供は2歳くらいだと思います。まだ小さいお子さんを先生がお風呂に入れる声が聞こえるし、散歩させているのを見かけますよ」
別の女子生徒の画像も…さらなる余罪の可能性
子煩悩で通っていた容疑者の裏の顔は近隣にも衝撃を与えている。さらに余罪がある可能性も。
「北村容疑者が逮捕された9月10日に警察は校長室と自家用車、自宅を捜索しました。その時に警察は北村容疑者のビデオカメラの他、パソコンやスマホ、SDカードなどを押収して解析を進めている。今回の被害女性以外の女子生徒のわいせつ画像も残っていた」(前出・全国紙記者)
教育現場で起こる性加害に詳しいNPO法人「スクール・セクシャル・ハラスメント防止全国ネットワーク」の亀井明子代表はこう指摘する。
「中学生はまだ発達の途上の年齢。歪な性に関わらされると、長年にわたってその事実に苦しめられます。子供であってもいずれ性というものに直面する時期は来る。『なにがなんだかわからない』年齢で受けた性被害を、相応の年齢になって自覚した場合、心身により深刻な不調をきたすケースも往々にしてあります」
教育現場で相次ぐ教師による性被害。全容解明が待たれる。
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