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誰にも咎められることがなくなり、“無敵”となった小松

 身長が約175センチの小松は筋肉質でボクシング経験者。「小松に注意すると殴られる」という逸話は瞬く間に職場に広まった。

「上司を含めて小松に怒りづらい雰囲気がありました。店長からは『小松はA君の言うことだけは聞くから、何かあった時はすぐに止めてくれ』と日頃から言われていました」(同前)

 “無敵”となった小松は増長していく。誰にも咎められることがなくなった状況下で、次の事件が起きてしまう。

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小松容疑者(FNNプライムオンラインより)

入社約8カ月でパチンコ店をクビに

「2020年10月のことでした。他の従業員がいる前で、小松が当時の副店長の胸倉をつかみ、殴りかかったのです。私が急いで止めに入り、何人かの同僚にインカムで助けを求めて事なきを得ました。小松の言い分は『自分は副店長のことを好きではないのに色々指示されて気に食わなかった』という幼稚な理由でした」(同前)

 2度の暴力沙汰。流石に看過できなかったパチンコ店は本部に報告したという。

「本部に防犯カメラの映像を提供したところ、人事課の人が店舗に来て、小松を退職させることになりました。暴行事件ですが、刑事告訴はしなかった。副店長も『面倒だから、もういいよ』と漏らしていましたね」(同前)

 こうして小松は、同僚に負の感情を残したまま、入社約8カ月でパチンコ店を去っていった。

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「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。

文春リークス:https://bunshun.jp/list/leaks