9月24日、千葉県警柏署は自称自由業、小松魁人容疑者(22)を傷害の疑いで逮捕した。
「小松容疑者は9月10日の午前0時過ぎから約20分にわたり、交際相手である齋藤瑞希さん(24)の顔面を殴りつけ、怪我を負わせました。齋藤さんは搬送先の病院で死亡。司法解剖の結果、死因は不明だが、同署は傷害致死を視野に入れて捜査を進めています」(社会部記者)
JR柏駅から徒歩5分ほどの場所にあるマンションの4階から119番通報が入ったのは、23日夕方のことだった。
交際相手を最終的に死に追い詰めた小松の正体
「女性が室内で倒れ、意識がない」
通報したのは、なんと怪我を負わせた小松本人だった。警察と消防が駆けつけた時には齋藤さんは倒れており、そのまま帰らぬ人となった。
「小松は警察の調べに対し、容疑を認めています。2人は交際していた。小松は逮捕直前まで柏のキャバクラでボーイをしており、齋藤さんもキャバ嬢として働いていました。2人は同じ店で勤務していたこともある」(前出・社会部記者)
交際相手に激しい暴行を加え、10日以上にわたって自宅で放置。最終的に死に追い詰めた小松とは一体、何者なのか。
幼少期に両親が離婚 17歳の時に茨城県阿見町へと移り住む
「ああ、やっと捕まったんだなと思いました。あいつは信じられないくらい凶悪です。今回の事件も、“ちょっとした過ちで殺してしまった”なんてものじゃないと思う。私は過去に小松の暴力を目の当たりにし、一歩間違えば最悪の事態になっていたケースに何度も遭っている。今回、その罪を告発することにしました」
意を決してこう口を開くのはA氏。小松の元同僚で1年半前まで行動を共にしていた人物だ。
2001年、栃木県宇都宮市で生まれた小松。幼少期に両親が離婚し、パート勤務の母と暮らしていたが、17歳の時に茨城県阿見町へと移り住んだ。
A氏と出会ったのは茨城県龍ケ崎市にあるパチンコ店である。A氏の後輩社員として入社してきたのだ。