放送していないテレビ番組の名前を出していた
「テレビ埼玉に問い合わせたところ、『ぼびバラ』という番組は放送していないことが判明したのです」(同前)
2月13日、ジムを訪れたボビーをA氏は問い詰めた。
A氏「テレビ埼玉って今、やってませんよね?」
ボビー「今もう、3カ月の枠を取って、やってます」
それから3日後の2月16日。T社はアレムコに対し、契約解除と支払ったコンサルタントフィーの返金を求めることを決める。ところが、それ以降、ボビーからは4カ月近く、音沙汰がなかった。
そして7月。業を煮やしたT社はアレムコを相手取り、返金を求めて裁判所に訴えを起こしたのだった。
「63万円はそう高額ではないし、どうせ日本人は訴えてこないとタカを括っているのではないか。ほかに被害者を出さないためにも、泣き寝入りせずに返還を求めて訴えることを決めました」(A氏)
ボビー本人を直撃すると…
ボビー本人は何を語るのか。自宅の前で直撃した。裁判の内容について問うと、
「裁判来たでしょ? 裁判来てたら内容わかってるでしょ?」
と言うと、車に乗り込んで去っていった。
そこで携帯に電話をかけたが、
「……なんだよぉ、お前!」
と叫んで電話を切った。
改めて事務所に問い合わせると、以下の通り回答した。
〈お問い合わせ内容につきまして 可能であれば全て事細かくお伝えしたいことが山ほどございますが 原告の訴えについては虚偽と事実無根の内容が多く 反訴するべくこちらサイドも弁護士を選任しております故 本人及びお事務所サイドからのコメントは控えさせていただきたく ご理解のほど宜しくお願い申し上げます〉
現在配信中の「週刊文春電子版」では、ボビーのコンサルタント料返還“訴訟トラブル”について詳しく報じている。
ボビーが提示してきたコンサルの詳しい内容、「言うことがコロコロ変わる」というボビーの説明、裁判でのボビーの様子、そしてボビーを直撃した時の一問一答などを、音声データと共に詳しく報じている。
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