元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が代表を務める橋下綜合法律事務所に、「週刊文春」記者の名前を騙った脅迫状が届き、橋下氏側が大阪府警に被害届を提出、受理されたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
橋下氏は地域政党「大阪維新の会」創設者で、大阪府知事(2008年~2011年)、大阪市長(2011年~2015年)を歴任。2015年の政界引退後は弁護士やタレントとして活動を続けている。
橋下綜合法律事務所によれば、問題の脅迫状がFAXで届いたのは、10月25日午後7時40分のことだった。主な文面は以下の通り(原文ママ)。
〈【弁護士法人橋下総合法律事務所と橋下徹の子共に硫酸をかけてぐちゃぐちゃにする】
(略)
当職は、私は、硫酸334Lを入手しました。
橋下徹の人権侵害に抗議するため、
弁護士法人橋下総合法律事務所の職員と橋下徹の家族に対する硫酸攻撃をすることにしました。
当職達が、実行する攻撃時間は、今週から来週の午後3時34分頃です。
職員本人ではなく、子共を中心とする家族を標的に顔面を崩壊させ失明させます。〉