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「底辺ホストのたまり場で、まるで動物園」

 前途洋々たる若者の将来を奪った「リメイク」とはどのようなホストクラブだったのか。市内屈指の盛り場にある同店は、冒頭のように近隣からは煙たがられていた。

「地方都市の底辺ホストのたまり場って感じで、まるで動物園。飲み方は汚いし、枕営業も2度通えばOKという噂です。コロナが蔓延している時には平気で発熱したホストが接客していたし、未成年で飲酒しているホストもいますよ」(無料案内所の男性)

 そんな「リメイク」に足しげく通う常連客の女性はこう語る。

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「営業時間は2部制です。1部は午後7時から深夜0時までで、2部が午前4時から10時まで。正午まで開けていることも多いですし、お客さんが帰らなければ平気で数時間延ばして、次の開店時間にそのままつながることも。24時間騒ぎっぱなしもしばしば」

 店舗の悪評は常連たちも承知の上だった。

「そこらへんで立ちションもしていたし、酔っ払い同士のケンカも日常茶飯事でした。ホストはとにかく飲みっぱなしですから、客がいるのにテーブルの上に突っ伏して寝てる子もたくさんいましたよ」(同前)

寝落ちしたホストの肛門にスプーンを当て…

 接客内容は卑小きわまるものだった。

「寝落ちしたホストに対する同僚の仕打ちがエグいんです。服を脱がしたり、強い力で殴る蹴るは当たり前でした。服を脱がされたホストの肛門にライターであぶったスプーンを当て、跳びはねる様子を見て楽しんだりしてました。お客さんは自分を含め常連ばかりで、そんなに質もよくない。下衆な見世物だと思って、見慣れてしまっていました」