「ナメてんのかこのゴミ虫!」家族から30年以上虐待され続けた36歳男性の“壮絶すぎる夜逃げの顛末”
『夜逃げ屋日記』より #1
DVやストーカー被害など、特別な事情を抱えた人々の引越しを手伝う業者「夜逃げ屋」。その「夜逃げ屋」を題材にしたコミックエッセイ『夜逃げ屋日記』(KADOKAWA)が話題を呼んでいる。作者の宮野シンイチさんは、漫画家として活動するかたわら、夜逃げ専門引っ越し業者「夜逃げ屋TSC」の仕事に従事し、働く人の視点から、夜逃げをする人々の苦しみや葛藤を描いている。
ここでは、同作より一部を抜粋し、家族からのDVに悩む、村田敏夫さん(仮名・36歳)のエピソードを紹介する。(全2回の1回目/2回目に続く)