文春オンラインの報道の5日後、篠田は自身のInstagramを更新し、「私が不倫したという事実はありません。今後、私が法廷に立つことになっても、そう主張していきます」と断固否定。両者の言い分は真っ向から食い違い、離婚調停も泥沼化していくと見られた。
篠田サイドがA氏に提示した“条件”
しかし今年3月に事態は急転直下、解決に向かうこととなる。冒頭で紹介したように、夫婦が連名で“円満離婚”に至ったことを報告したのだ。一体なにが起こったのか。
「娘を連れて家を出たA氏でしたが、篠田が申し立てたことで、22年末に監護権は篠田に認められることになっていた。A氏は離婚後の親権を何としても自分のものにしたいという思いで調停に臨んでいたが、『子供は母親が育てるもの』というイメージの根強い日本の特徴もあり困難を極めた。子供との面会日数などを含めた様々な交渉が行われ、結果的に円満離婚を発表する形になった。《麻里子の言葉を信じることにしました》という不自然な一文があったのも、“条件”のひとつということでしょう」(別の芸能記者)
離婚後の篠田はといえば、何事もなかったかのようにSNSを再開。娘との写真を投稿するなど、“平常運転”を続けている。
「最近の篠田は環境問題に興味があるらしく、今年6月には娘を両親に預け、環境に配慮したホテルを視察するためにオランダ旅行に行ったそうです」(同前)
ヒール役として返り咲きを狙う
そんな篠田にとって、『離婚しない男』への出演は2019年の『ミストレス~女たちの秘密~』以来、5年ぶりの全国放送ドラマへの出演となる。
ドラマの最大の見どころは、仕事一筋だった夫と不倫妻のどちらが親権を勝ち取るかの攻防にあり、篠田がA氏と繰り広げた“親権バトル”と通じるところがある。
「鈴木おさむ氏が手掛けてヒットした『奪い愛』や、『M~愛すべき人がいて』を彷彿とさせるドロドロの愛憎劇になるでしょう。『M』は悪女役に挑んだ田中みな実の怪演ぶりが話題になり、今や売れっ子女優に成長。篠田も田中につづくべく、あえて際どい役を引き受けたのではないでしょうか」(別のドラマ関係者)
ヒール役として新たな境地を切り開き、返り咲きを狙う篠田。彼女がセンターで歌った曲のように、「自由奔放」なマリコ様の「次の行動」は誰にも「読めない」。