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スマホ依存防止は逆転の発想で!

スマホを“放置”して木や猫を育てる「スマホ依存防止アプリ」3選

2018/03/30
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 気がついたら無意識のうちにスマホをポチポチ使っていて、日々の仕事や家事に支障をきたしている人は、いまやどこにでもいることでしょう。あるいは家庭で子供達がすっかりスマホにハマっていて、どうすれば利用時間を短くさせられるのか、お悩みの保護者の方も多いのではないでしょうか。

 こうしたスマホ依存は、最終的には本人の意志に依存するので、単純に利用時間を制限しただけでは、目に見える成果がなかなか出にくいものです。フィルタリングソフトを使ってスマホのインターネット接続そのものを制限する手もありますが、かえって抜け道探しになってしまう可能性も否定できません。

 こうした場合に試してみたいのが、スマホを使わない時間が増えるほどゲームがすすむ、逆転の発想で作られたスマホアプリです。ゲームを有利に進めるためには、スマホの利用をなるべく控えるのが近道ですので、ゲームにハマればハマるほどスマホの利用時間が減り、結果としてスマホ依存から抜け出せるというわけです。

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 スマホの利用時間を制限するのとはまったく別のアプローチで、自発的にスマホを使わなくできるこのアプリ、子供はもちろん大人の間でも、愛用者が多いのもうなづけます。今回は、こうしたスマホ依存防止に役立つアプリを、モチーフ別に3つ紹介します。

苗を植えて木を育てる「Forest」

▽iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/id866450515

▽Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=cc.forestapp

 この分野の草分けとも言えるアプリがこの「Forest」です。木を植えたあと、一定時間スマホを操作しなければ成長して立派な木になりますが、途中で我慢できずにスマホを操作してしまうと、植えた木が枯れてしまいます。これにより、長時間我慢できればそれだけ立派な木が増え、最終的に森を作ることができます。

 時間は10~120分の間で指定できるので、一日のうちこの時間だけは作業に集中したい! というピーク時間がある場合にぴったりです。アカウントを作ることで仲間と共に木を育てられる機能もユニーク。iOS版とAndroid版とが用意されています。

10~120分の範囲で時間を決め、カウントダウンを開始します
スマホに触れずにいることで、植えた苗を木に成長させることができます。育成状況をグラフで表示することも可能です
うっかり別のアプリに切り替えると木が枯れてしまうので、どれだけスマホに触れずにいられるかがポイントです