「有愛さんの死後も上級生らが何一つ変わっていない」
こうした苛烈な上下関係がパワハラなどの温床ではなかったか。宙組に所属する下級生のA子さんが嘆く。
「いまだに劇団内では、このようなLINEが日常的に送られてきます。有愛さんの死後も上級生らが何一つ変わっていないことに絶望しました」
劇団に、このLINEについて質問状を送ったところ、以下の回答があった。
「弊団においては、上級生、下級生にかかわらず、関係者間の挨拶は、舞台人としての礼儀の基本と考えております。なお、指導の方法については、随時研修等を行い、過度なものとならないよう注意喚起しております」
11月2日(木)発売の「週刊文春」および11月1日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」では、混乱する劇団内部の様子を詳報する。責任転嫁を謀る上級生たちの度を越した行動と、後手に回り、頭を抱える幹部たちの迷走。そして、劇団への不信感はついに他の組へ伝播し、雪組トップスターが理事長のもとを訪れたのだった――。
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【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】
▼いのちの電話 0570-783-556(午前10時~午後10時)、0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)
▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▼よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)