「森田は今年春から『城』という源氏名で入っていました。筋肉質な清潔感のあるイケオジで、最初はうだつが上がりませんでしたが、逮捕直前の9月と10月には月1千万円以上を売り上げる急成長を遂げました。
グループ全体でも上位に食い込み、11月には昇格祭が予定されていた売れっ子でしたね。酒は一滴も飲めないのですが、根がめちゃくちゃ明るくて、褒め上手で無邪気。後輩や同僚にも好かれていたし、人情味のある良い人に見えました。ウソかマコトか浜崎あゆみのバックでも演奏していたといい、『俺は芸能界の人脈が広い』と自慢していましたよ」
森田容疑者は「今月は●万目指すから×万入れてくれ」と自ら申し出る、ガツガツ系の営業スタイルだったといい、9月と10月には1回の会計で500万円前後を売り上げるような太客を複数人抱えていたのだという。
「風俗嬢など特定の客だけでほぼ売り上げを作っていました。店ではジャケットを着ていますが、外ではディースクエアードなどの高級ブランドを着ている姿が目撃されています。後輩を呼んで懐石料理屋を貸し切ったり、夏は旅行に連れて行ったりしていて、金は全部自分が払っていると言っていました。『ファミリーとして皆で仲良く1つになろうという気持ちでやってるんすよ』と。めちゃくちゃ羽振りがよくて、野心もあった。
本人はホストクラブの社長を『親父』と呼んで心酔し、『酒を飲めないから早くトップに上り詰めてグループの新店舗を開いて経営に回りたい』といっていました」(歌舞伎町のホスト関係者)
羽振りがよくて明るく、後輩からは頼られる兄貴肌。本人は入店時から顔出しNGのキャストで、店側もそれを承認していたという。