警視庁は11月8日、ソフトバンク本社会議室で虚偽のビジネススキームの資料を提示し、投資名目で計12億円をだまし取ったとして、ソフトバンク元統括部長の清水亮容疑者(47)、元課長の枡田健吾容疑者(42)、そして風俗店従業員の森田真伍容疑者(41)の3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
全国紙社会部記者が語る。
「事件は森田容疑者が主導的に計画したようで、30代の男性経営者から騙し取った12億のうち、10億円は森田容疑者が管理する口座に流れていました。清水容疑者は数億円規模の借金を抱えて金に困っており、森田容疑者が持ち掛けた投資詐欺の計画に加担したとみられます。実はこの森田容疑者は、昨年7月に投資トラブルが発覚したTKO・木本武宏の出資相手でした」
「筋肉質な清潔感のあるイケオジ。最初はうだつが上がりませんでしたが…」
木本が後輩芸人や芸能関係者ら10人以上に声をかけたことで被害が拡大し、投資総額は7億円以上ともいわれる巨額投資トラブル。そのうち不動産投資家として金を募っていたのが、今回逮捕された森田容疑者だったのだ。
関係者らによると、森田容疑者はトラブル発覚後、関係者との連絡を絶ち切り、ドバイに海外逃亡していたとの話も流れた。だが、森田容疑者はどういった経緯か潜伏先を都内に定めると、なんと元タレントの押尾学がプロデュースする、30~40代を中心とした”イケオジ”のみで構成される歌舞伎町のホストクラブで、今春から逮捕直前まで働いていたのだという。森田容疑者が担当だったという女性客の1人が当時の様子を振り返る。