令和4年版少子化社会対策白書によると、50歳時点で一度も結婚をしたことがない生涯未婚の割合が、男性28.3パーセント。そして、生涯未婚男性の死亡年齢の中央値は67.2歳。男性の平均年齢81歳と比べると、未婚男性は死ぬのが早いと言われています。しかし、67歳で死ぬのは早すぎます。死なないために、ラストチャンスに婚活にチャレンジしてみませんか?
ここでは、婚活を短期で成功させたアラフィフのノンフィクションライター・中村淳彦氏の著書『中年婚活 50歳、年収450万円からの結婚に必要な30の法則』(大洋図書)より一部を抜粋してお届けします。(全2回の1回目/2回目に続く)
◆◆◆
「他責思考」はモテない男性の典型
アナタがいままで結婚できなかった、モテなかった、サエない人生しか送れなかったのは、すべて自分の責任です。これは肝に銘じましょう。
いままでの不遇を女性や社会のせいにしてしまうと、なにも変わりません。
なにより人のせいにするのは、人から嫌われるので状況は悪化の一途となってしまいます。モテない未婚男性たちからよく聞くのは、「女の理想は高すぎる」「顔だけで中身を見ない」「金だけで判断する」みたいな恨み節です。自分ではなく相手が悪いという主張であり、これは醜い言い訳です。
結果を出している人との違い
男性は他責、女性は自責というのは、筆者がする貧困取材でも、その傾向があります。貧しい現状を貧困女性は自分のせいと自分を責めます。しかし、貧困男性は総じて社会が悪い、生まれた時代が悪いと他責にしがちです。
日本は男性優位社会が続いたので、実際は女性こそ自責ではないのですが、その意識は反対に振れています。繰り返しますが、いまの不遇な結果を、自分に非はない、相手が悪い、社会が悪いという考え方では、アナタがなにも変わることがないので間違った行動に気づくことができません。