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「子宮頸がんの原因ウイルスで、男性が中咽頭・肛門がん発症のリスクも」男子校出張で警鐘鳴らす女子医大生のメッセージ

source : 提携メディア

genre : ライフ, 医療, ライフスタイル

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学生団体内では定期的に勉強会をするほか、啓発につながるイベントなどを積極的に開催している。先日は、1人暮らしの大学生がどの自治体でもワクチン接種できるようにしてほしいといった趣旨の要望書を厚生労働省に提出した(今は住民票のある自治体のみでの接種となる自治体がある)。

カフェでのバイト、当初はポンコツ店員だったが……

他方、大学生活を充実させるために学内のダンス・スノーボード・茶道といったサークル活動にも参加。社会人としての修業もすべく、家庭教師や京都市内のカフェのアルバイトにも積極的だ。

「カフェでの仕事、例えば、複数のお客さんのテーブルまでお水を運んで、注文を聞いて運んで……という一連の動きは、いわばマルチタスクで最初はなかなかうまくできませんでした。かなりポンコツ店員でしたね(笑)。それでも最近はだいぶ慣れて、いつの間にか後輩を指導する立場になりました。家庭教師もそうですが、社会での経験を積むことで、自分が生きている世界がいかに狭いかを実感します。全人的に患者さんを見るために必要な、幅広い視野を持つことを目標に、今後も精進したいと思っています」

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(プロフィール)

中島(なかじま)花音(かのん)さん
滋賀医科大学医学部4年生 子宮頸がんの予防啓発をする学生団体「Vcan」創設者、前代表。京都市立堀川高等学校卒

「子宮頸がんの原因ウイルスで、男性が中咽頭・肛門がん発症のリスクも」男子校出張で警鐘鳴らす女子医大生のメッセージ

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