野本さんの死後、SNSにツーショットの写真を載せていた
「渥美は6月以降、野本さんのことを『元カノ』と呼んでおり、『もう別れたけど向こうがしつこくて一緒にいる』って話していました。ただ、誰も一緒にいる姿を見たこともなければ、最近の写真も見たことがなかった。8月、野本さんとツーショットでベッドに寝転んでいる写真をSNSに載せてましたけど、あれも野本さんが生きていると見せかける偽装工作だったんでしょうね。
ちなみに渥美は周囲に『妻とは離婚した』と話しており、野本さんとは『変な男に絡まれていた時に助けて仲良くなった』と語っていました。渥美とさえ出会わなければと、野本さんが不憫でなりません」
自分が遺棄した交際相手を“元カノ”と呼び、平然と振舞っていた渥美とは何者なのか。
別の知人男性によると、20代の頃の渥美はピアノを弾いてクラシック音楽を聴いたりする繊細な一面もあったのだという。
「気の弱さを払拭したかったのか、10年ほど前に急に筋トレにドハマりし、パンプアップした上腕二頭筋をやたらと自慢してきました。体型のコンプレックスを乗り越えたのが嬉しかったのか、体育会系を気取っていた」
SNSに残された渥美と堀のやり取り
建設業界関係者が使うSNSで、渥美はプロフィール欄に、職種を〈シール、衛生(配管工)、防水〉、経験年数を〈10年以上〉と記載している。渥美の職場関係者らによると、渥美は建築現場に出入りし、建物のひび割れや継ぎ目を補修する職人だった。自己紹介では〈最近独立したてで仕事も薄いので、何かありましたらお気軽にお声掛けください!精一杯対応させていただきます!〉と自身が手掛けた工事の写真を添え、熱心にアピールしていた。
一方、堀もまた建物のメンテナンスを行う会社の経営者で、2人は同業者の関係にあった。堀のSNSには、パツパツのランニングシャツ姿にヘルメットをかぶった職人姿の渥美の写真が載っており、
《今日の現場です!体格良すぎてアメリカ感がすごい笑》(堀)
《俺やんけ》(渥美)
といった、どこか渥美を持ちあげるようにもみえる2人のやり取りが残されている。渥美と堀は高校の同級生にもかかわらず、明確な上下関係があったと証言するのは、2人を知る建設業関係者だ。