メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースと総額7億ドル、日本円でおよそ1015億円という、プロスポーツ史上最高額となる大型契約を結んだ大谷翔平選手の入団会見が始まった。

大谷選手は濃紺のスーツに、ドジャースのチームカラーであるブルーのネクタイ姿。引き締まった表情で会見場に入り、セレモニーに臨んでいる。会見には、球団オーナーのマークウォルター氏や、デーブ・ロバーツ監督のほか、エンゼルス時代と同様、水原一平通訳も同席している。

大谷選手はオーナーのマークウォルター氏からドジャースのユニフォームと帽子を渡されると、「ドジャーブルー」のユニフォームに袖を通し、笑顔を見せた。

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会見冒頭で大谷選手は「このような機会を頂き、選手としての自分を信じて下さった」としてドジャースのチームメートやオーナー、監督への感謝を述べた。

さらに、「私にメジャーリーガーとして最初のチャンスを与えてくれたエンゼルスのみなさん、本当に今振り返っても、素晴らしく大切で忘れられない6年間をありがとうございました」と話し、古巣のエンゼルスへの感謝、さらにドジャース以外の移籍交渉をしたチームへの感謝の言葉も述べた。

その上でドジャースについて「明確な勝利を目指すビジョンと豊富な球団の歴史を持つこのロサンゼルス・ドジャースの一員になれることを心より嬉しく思うと同時に、今すごく興奮しています」と話した。

スピーチの最後には、代理人や支援者とともに、日本のファンに対して「遠く日本から暖かい声援を送って下さるファンのみなさん、本当にありがとうございます。きょうは質疑応答を交えながら、そうした方々に日々の感謝を伝えられたらと思います。」とメッセージを送った