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《まさにミステリ》菅田将暉(30)が愛妻・小松菜奈(27)と8800円の“超限定”写真集を出したワケ「あっという間に完売も、徹底した緘口令が敷かれ…」――2023年読まれた記事

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 “謎の投稿”から2週間後の21日午前、今度はSNSに菅田と小松のツーショット写真が公開される。“謎の本”の正体が、この夫婦を題材にしたアートブックであることが暗に仄めかされたのだった。途端に、公式サイトと取り扱い書店には購入希望者が押し寄せる事態になる。

独特の世界観を持つ菅田・小松夫妻(菅田のXより)

「通常とは異なる流通で、実店舗で配本された大手は蔦屋書店くらいでしたが、あっという間に完売。慌てた蔦屋はSNSで『店舗へのお問い合わせはお控えください』と投稿するほどでした」(書店関係者)

全国の書店で取り扱ってもヒットは見込めるはずだが…

 実物は全130ページ弱の大判写真集。多数のスタッフが参加し、様々な衣装やシチュエーションで撮影された2人を見ることができる。箱根にある富士屋ホテルの撮影では、夫婦と親交のある俳優の仲野太賀がシャッターを切った。豪華極まる内容だが、首を傾げるのはある出版関係者。

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「購入の機会が限定的すぎる。公式サイトと蔦屋の他に取り扱うのは、三重県にある個人経営の書店と青山の美容院のみ。美容院は参加スタッフと縁があるサロンですが、その他の選定基準は一切が謎。菅田と小松の写真集なら、全国の書店で取り扱ってもヒットは見込めるはずですが」

再販売の予定さえ秘されている

 販売元と参加スタッフ、取り扱い店舗に尋ねたが「契約上の理由で一切お答えできない」と取材拒否。徹底した箝口令にますます謎は深まるばかり。

当初は作品として発売する予定はなかった

 事務所関係者がアートブックの制作秘話を明かす。

「撮影開始は昨年の春ぐらいから。当初は趣味の範疇で作品として世に発表する意思はなかったと聞いています。そこから2人の中で気持ちの変化があり、日頃から応援してくれるファンに届けたいという考えに変わったのでしょう」

菅田将暉 Ⓒ文藝春秋

 “謎の写真集”の巻末には「First edition」の文字が躍る。果たして第2弾はあるのか。ミステリと言わざるを得ない。

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