「洋服は何枚脱ぎましたか？」「どのような体位でしたか？」エホバの証人・2世信者の性被害者が告発する《“長老”による性行為の詰問》

エホバ日本支部は何と答えるか

　その後、「審理委員会」が樋山さんに下した決定は、教団からの追放を意味する「排斥」。ただの一度の性行為で20年近く所属してきたコミュニティから放り出されたのだった。

　長老たちの樋山さんに対する言動などについてエホバ日本支部広報部門に問うたが、こう回答があるのみだった。

「エホバの証人は児童虐待を容認していません」

「聖書中の『懲らしめ』という語は、主に、教え諭すことや正すことに関連しており、虐待や残酷さとは全く関係がありません」

　現在、「週刊文春電子版」では「真相追及キャンペーン『エホバの証人の闇』」と題した連載を配信中だ。樋山さんが受けた性被害とセカンドレイプの詳細のほか、別の信者が証言する性被害の聞き取りを行う「審理委員会」の実態、信者の間で横行する子供への「むち打ち」、虐待を受けていた7歳の樋山さんが綴ったノートの中身などについて詳しく報じている。

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「体位は？」「濡れましたか？」エホバの証人2世が味わった“長老たちのセカンドレイプ”

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