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ダメなことその2:画面の明るさを下げずにそのまま使う

 画面の明るさは、バッテリーの消費に大きく影響します。メッセージやメールなどを確認するために完全に電源をオフにするわけにもいかないが、情報を確認できさえすれば見た目にはこだわらないという場合に、画面がギリギリ見えるかどうかというレベルまで、画面の輝度を下げて使うのは、有効な方法と言えます。

 ちなみにこの設定を有効にしても、明るさの自動調節がオンになっていると、周囲の明るさと連動してまた元の明るさに戻ってしまいますので、併せて無効にしておきましょう。iPhoneであれば設定メニューの「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」、Androidは「ディスプレイ」の中にそれぞれ項目があります。

画面をギリギリまで暗くしておくことで電力消費を抑えられます。なお前述の省電力モードをオンにすると自動的に画面が暗くなる場合もあります
明るさが自動的に元に戻らないよう「明るさの自動調節」はオフにしておきましょう。iPhoneでは「画面表示と明るさ」ではなく「アクセシビリティ」の中にあるので見逃しがちです

ダメなことその3:画面がロックされるまでの時間が長いまま使う

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 スマホがロックされるまでの時間を短くすれば、そのぶん電力の消費を抑えられます。最近のスマホはほんの30秒ほどで画面がロックされるよう設定されていることがほとんどですが、利便性が下がるのを嫌って、5分や10分という長い時間に変更して使っている人もいるはず。緊急時については、短い時間でロックされる設定へと戻しておきましょう。

iPhoneは自動ロックは最短30秒まで設定できます
Androidは機種によっては最短15秒まで設定できます。ちなみにAndroidは正確には画面の消灯で、それによって自動的にロックされる流れになります