日ごろ何気なく充電しているiPhoneですが、その充電のスピードは、使用する充電器や接続方法によって大きく変化します。ふだんから「充電が遅い!」とイライラしているけれども、それは充電方法が正しくないだけで、ほかの人は正しい方法でスイスイ、といったことがあるかもしれません。
今回は、iPhoneの急速充電を行う上で知っておきたい、5つの基礎知識をまとめてみました。充電は速度さえ問わなければどんな方法でもできてしまうだけに、非効率な方法で行っていても自分では意外と気づかないもの。自分のやり方を振り返ってみて、もし誤っていれば、この機会に改めてみてはいかがでしょうか。
(1)充電のスピードは「有線>無線」
現行のiPhoneは、有線(Lightning)での充電のほか、ワイヤレスでの充電にも対応しています。ワイヤレス充電は置くだけで手軽に充電でき、またMagSafe対応であれば磁力で吸着するため位置がずれない利点がありますが、速度については一般的に有線に比べると遅めです。
そのため、急いでいる時は有線で充電し、就寝時など朝までまとまった時間が確保できる場合はワイヤレスを使うといった使い分けが有効です。特にMagSafeは暗いところでの着脱も容易ですので、夜中に明かりをつけないままiPhoneの充電を中断してしばらく使い、また戻して充電を再開するといった使い方には向いています。