ダイソールアーロッド“最大の獲物”
釣果ベスト2は60cmを越えるコブダイ!
コブダイを強靭なルアータックルで狙う「タンコブゲーム」の聖地でもある兵庫県のおかっぱりから釣り上げた。餌は釣り場でもよく見かけるマツバガイ。上げ潮時に浸水する護岸やゴロタで採取できる。
大きな針にマツバガイをかけて貝の重さで15mほど投げる。着底させアタリを待つと、竿先の感度などまるで関係ないほどの強烈なアタリが……。一気に海中に引きずり込まれそうになった。竿の強度に限界を感じるやりとりだったが、なんとか取り込み。ちょい投げで戦えるターゲットなら粘り強さで何とかなることが分かった。
釣果ベスト1は磯の王者イシダイ!
「ダイソーロッドでイシダイを狙いたい」と言うと、釣りに詳しい人からは十中八九無謀だと止められるだろう。しかし磯からイシダイを狙うわけではなく堤防で狙うとしたら……。これまでの釣果の集大成ともいえるチャレンジになった。
餌は牡蠣を使い、足元で釣りができるかぶせ釣りスタイルで狙った。かぶせ釣りは繊細な竿先から海中内の情報を得るために、専用ロッドを使用するのが一般的だ。しかし1000円でイシダイを釣ってみたいという好奇心が勝る。
関東のファミリー釣り場としても有名なおかっぱりポイントで竿を出した。案の定小さなアタリは取れず苦戦したが、本命のイシダイは強くひったくるアタリが出たため、遅れをとることなくアワセられた。力強く叩く引きを見せたがこちらもロッドが半円を描くほど強気で巻き上げた。
釣り人にとって無謀なチャレンジではあったが、1000円の竿でイシダイを釣った達成感は今でも忘れられない。
これ以上ないコスパ
魚種に合わせた専用のロッドを1万円で揃えればもっと満足に釣りができますよと言われればそうであるが、1000円ロッドがここまで活躍できることに釣りの趣向を感じずにはいられない。
人によっては使い捨てと捉えられる価格だが、使い方一つでビッグゲームも楽しめる遊び心満載のダイソー1000円ルアーロッド。おすすめのアイテムなので一度手に取って釣りを楽しんでいただきたい。
今回紹介した釣りはYouTubeの「ぬこまた釣査団チャンネル」でも詳しく紹介しているので、ご視聴&チャンネル登録をよろしくお願いします。