2018年のアフガニスタンを舞台に、アメリカ軍曹長のジョン・キンリーとアフガン人通訳アーメッドの絆を描いた『コヴェナント/約束の救出』。その本編冒頭が解禁された。
往年の名曲「名前のない馬」とともに幕開け
物語は、アフガニスタン紛争の背景を説明する字幕から始まる。ここでバックミュージックに使用されているのが、イギリスの3人組バンド“アメリカ”の「名前のない馬」。“アメリカ”は英国駐留の米軍兵士の息子たちが結成したバンドで、この曲はベトナム戦争が泥沼化していた1972年のヒットソングだ。
字幕では9.11同時多発テロへの報復として、98,000人もの米軍兵士がアフガニスタンに派遣されたことから、アフガニスタン紛争が始まったことが説明される。そして、そのとき米軍に協力した現地に住む50,000人のアフガン人通訳は、協力の見返りとしてアメリカへの移住ビザが約束されていた。本作はそんな“約束”を巡る男たちの絆を描いた作品だ。
怪しい行動から危険を察知するが…
説明字幕に続いて、米軍曹長ジョン・キンリー(ジェイク・ギレンホール)率いる部隊のメンバーが一人ずつ映し出されていく。