昨年末から「週刊文春」が報じてきた松本人志(60)の問題。ここにきて松本に女性をアテンドした後輩芸人が「SEX上納システムはなかった」「単なる飲み会」などと主張している。そうした芸人たちの主張に対して、複数の告発女性が改めて反論の声をあげた。

「週刊文春」(昨年12月27日発売号)に掲載された第1弾「松本人志と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題する記事では、お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬に女性を集めさせ、グランドハイアット東京のスイートルームで飲み会を開催、参加者のA子さんと2人きりになった松本が「俺の子ども産めや!」と性行為を迫った様子を詳細に報じた。また、同時期に松本から性的行為を強いられたB子さんの証言も掲載している。

松本人志 ©文藝春秋

 さらには東京だけでなく、大阪、福岡、沖縄などで行なわれてきた性接待を含む飲み会について、多くの女性たちの証言を紹介してきた。

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後輩芸人が歩調を合わせるかのように主張

 そんななか、1月31日のラジオ番組で口を開いた芸人のたむらけんじは、ザ・リッツ・カールトン大阪での部屋飲みの事実を認める一方で、次のように語った。

「性接待、SEX上納システム。こういうのを目的とした飲み会では絶対にないです」

 同日、歩調を合わせるかのように、お笑いコンビ「クロスバー直撃」の渡邊センスはXにこう綴った。

〈そして週刊誌の方へ。「SEX上納システム」という言葉は訂正してください。女性に対して暴言すぎます〉

渡邊がXに投稿した文章

 こうした後輩芸人の主張に対し、前出のA子さんはじめ告発女性が改めて「週刊文春」の取材に声を上げたのだった。

 2月7日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および、8日(木)発売の「週刊文春」では、告発女性たちによる反論を掲載。また大阪在住の女性による「たむけんタイムはありました」との証言や、11人目となる新証言、西麻布でのコスプレ懇願事件などについても詳報する。

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