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「私の唇には…」“整形疑惑も浮上の歌姫”BoA(37)が恋より優先している事《スタイリストとのキス写真や赤西仁との抱擁写真も》

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : エンタメ, 芸能

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「たくさんの方が私の唇を心配しているようですが、大丈夫です。心配しないでください。私の唇には何の問題もありません」

 SNSのライブ配信で、“唇の整形疑惑”についてそう語ったのは、BoA(37)だ。

 BoAは現在韓国で放送中のドラマ『私の夫と結婚して』(tvN)で悪女役を熱演している。

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BoA(2004年)©時事通信社

「16年のミニドラマ『今週、妻が浮気します』以来、約8年ぶりに演技を披露したBoAさんでしたが、放送後まもなくSNSを中心にBoAさんの顔、特に唇の整形を疑う声が浮上。BoAさん自身がこれに反論する異例の事態となりました。BoAさんはデビュー当時から“アンチ”の存在に悩まされていましたが、今回のドラマはAmazon Primeで全世界に配信される人気作で視聴者の期待も大きかったため誹謗中傷の餌食となってしまったようです」(韓国在住のジャーナリスト・金敬哲氏)

「韓流」という言葉すらない日本でゼロからのスタート

 BoAが芸能界に足を踏み入れたのは1998年。まだ小学生の頃だった。

「BoAさんをスカウトしたのは、韓国の芸能事務所SMエンターテインメントの統括プロデューサーで韓国芸能界のゴッドファーザー的存在であるイ・スマン氏でした。当時のSMは、あるガールズグループの日本進出に失敗したばかりで、リベンジを狙うために13~15歳の少女を探していた。そこに現れたのが、歌唱力とダンスに秀でたBoAさんでした。BoAさんはその後の2~3年間、SMの練習生としてボイストレーニングやダンスレッスンのほかに日本語を習うなど徹底的に訓練を受けました」(同前)

BoA(15歳のころ) ©時事通信社

 2000年、14歳で韓国デビューを果たしたBoAだったが、国内での成功を待たず、01年に日本に進出。しかし当時の日本にはまだ「韓流」という言葉すらなく、韓国のアーティストが活動する地盤もない。まさにゼロからのスタートだった。

「地方のラジオ局を回ってPRをし、日本語をマスターするために元アナウンサーの女性の家庭で日本語を学ぶなどの地道な努力が実ったのは2002年。1stアルバム『LISTEN TO MY HEART』をリリースするとミリオンヒットを記録。第53回NHK紅白歌合戦に出場し、代表曲の一つ『VALENTI』を披露すると一躍、トップアイドルの仲間入りを果たした。その人気は凄まじく、本人がインタビューで、日本で過ごした10代の頃の記憶はほとんどないと語るほど多忙を極めた」(音楽ライター)