プロデュースしたボーイズグループが東京ドームでステージデビュー
こうしてK-POPアーティストの先駆け的存在として成功をおさめ、東方神起などさまざまな韓国アーティストが日本進出するきっかけを作ったBoA。しかし、2008年にアメリカ進出のために渡米したことで、日本での活動は下火になっていく。
「アメリカ進出は失敗。その後、韓国に活動拠点を移したBoAさんですが、デビューが早く、20代にしてベテランの立ち位置だったこともあり、思うようにいかなかった。そんな中で彼女が見出したのが、プロデューサーへの道筋でした。
2011年以降は、オーディション番組で司会や審査員を務めるなど、後進の育成に注力。実は今月21日には、BoAさんがプロデュースを務めた『NCT WISH』というボーイズグループが東京ドームでステージデビューを果たす予定です。
『NCT WISH』は日本人と韓国人からなるグループで、活動の拠点は日本。BoAさんは自身の経験を活かしながら、音楽、振り付け、ビジュアルディレクティングなど制作全般を指揮していると聞きます。BoAさんはアイドル時代から自分で作詞作曲、プロデュースをこなした実力派ですから、まさに適材適所といえるのではないでしょうか」(前出・金氏)
今は恋よりも自身の音楽活動とプロデューサー業が優先
こうした日本での活動を見据えてか、BoAは昨年12月27日、『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2023~』(日本テレビ系)で久しぶりに日本の歌番組に出演し代表曲「VALENTI」を生歌唱。
番組の公式インスタグラムにも「以前はタイトなジーンズだったんですけど、今日はタイトなワンピに変えて」とコメントを寄せていた。
「タイトなジーンズ」の頃は10代だったBoAも今年で38歳。
「日本で活動していた時には、週刊誌によってスタイリストとのキス写真や赤西仁との抱擁写真がスクープされたことがありました。韓国でも何人か噂になった男性がいたものの、BoAが認めたのは17年、年下俳優のチュウォンとの熱愛のみ。それも1年にも満たないうちに破局に終わり、その後はまったく噂が聞こえてこない。今は恋よりも自身の音楽活動とプロデューサー業が優先ということなのかもしれません」(芸能ライター)
昨年末の紅白歌合戦で、K-POPグループは過去最多の7グループ出場した。プロデュースしたアイドルグループを携えたBoAが紅白に返り咲く……そんな未来もありうる?