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急に興奮したりイライラしたりすることで眼圧が急上昇し、緑内障発作を引き起こすこともないとは言えません。

完全にストレスのない生活を送るのは難しいものですが、ストレスのもとになることを避けたり、ストレスを解消する術を身につけておきたいですね。

避けたいNG行動をご紹介します。すべてをやめるのは難しいでしょうから、できる範囲、続けられる範囲で試してみてください。

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緑内障と診断された人は点眼薬による治療をしっかり続けながら、生活習慣を改善し、悪化を防ぎましょう。

暗いところでものを見てはいけない理由

暗いところでものを見るのはNG行動です。暗いとよく見えないだけでなく、眼圧にもよくありません。

暗いところでは、光をたくさん取り込もうとして瞳孔が開きます。瞳孔が開いているとき虹彩は縮み、厚くなっています。そして虹彩が厚くなることで隅角が狭くなり、房水の流れが妨げられて、眼圧が上がってしまうのです。

本を読んだり細かい作業をしたりするときは、手元や部屋を十分に明るくするようにしましょう。

「うつむく姿勢」にならない

読書や動画の視聴に夢中になって、うつむいた姿勢をとり続けることはありませんか?

顔が下を向くと、水晶体が下=目の前方に落ちてきて、虹彩を前方に押し、隅角を狭くしてしまいます。

そのため長時間その姿勢でいると、眼圧が上がってしまいます。

手元の作業をするときは、うつむいた姿勢にならないように椅子や机を調節し、背筋を伸ばしたよい姿勢を保ちましょう。

また、ときどき目を閉じて上を向き、休憩するのもおすすめです。

喫煙者は緑内障発症リスクが高い

喫煙者は、非喫煙者に比べて緑内障や加齢黄斑変性などの病気の発症リスクが何倍も高いことがわかっています。

また、喫煙後に眼圧が5mmHg以上、上がる人は、「健康な人に比べて原発開放隅角緑内障患者が多かった」という報告もあります。

さらに、喫煙によって上強膜静脈の血管が収縮して房水の排出が減ったり、視神経乳頭への血流が悪くなるとも考えられており、目の健康を守るうえでは禁煙は絶対条件です。