武田氏が取材に答えたこと
武田氏は、昨年11月に党から「除籍処分」を受けている。武田氏は在籍時、党に対して“提言”をしていたという。その1つが「政党助成金」についてだった。
武田氏本人が語る。
「政治資金規正法には『民主的な団体にしか出さない』と書いてある。神谷さんは自ら『独裁主義だ』なんて言っていたし、(参政党は)現実的に全然、民主主義じゃなかった。だから、『助成金を貰う以上はちゃんと民主的に運営してくれ』と言った」
神谷氏をはじめとした参政党メンバーは「その時は黙って何も言わない」(同前)という。しかし、全く違うところから“攻撃”されたという。
「僕が党員じゃないとか、認知症だとか。全国の支部に『武田先生は認知症になったので辞めてもらう』という話が伝わっていました」(同前)
そして昨年11月、武田氏は「事実と異なる情報を発信した」などとして、党を追われたのだった。
「週刊文春」はさらに離党した議員たちへの取材を進めた。すると、参政党が抱える問題が浮き彫りになってきた——。
「週刊文春電子版」では、武田氏へのインタビューのほか、複数の離党議員への取材内容を配信している。神谷氏の元公設秘書Aさんが生前に辛そうにしていた様子、議員たちを「排除」していく方法、不可思議な党費、離党する時に書かされる誓約書の存在などについても詳しく報じている。
《神谷宗幣代表の元公設秘書の自死が波紋》参政党の元議員、元メンバーが実名で証言する“一斉離党”の内幕 不可思議な党費の徴収、謎の誓約書、「スパイ」「工作員」のレッテル貼り……
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