このように、美容師からすれば「目的を持った声掛け」をしているのです。
「ヘアスタイルの写真を撮ってもいいですか?」と聞く理由
悲しい時〜!!悲しい時〜!!美容室で自分を担当してる美容師さんが他の担当してるお客さんには全員に会計時に「ヘアースタイル可愛いのでインスタ用に写真撮っていいですか?✨」って聞いてるのが見えたから自分も聞かれるかもとドキドキワクワクしてたのに自分の会計時は何も聞かれなかった時〜!!
— しげみ (@m_____e_____g) July 21, 2021
ほとんどの美容師がSNSで発信している現代、美容師がお客様のヘアスタイルの写真を撮る場面にも、“あるある”を感じる方は多いかもしれません。
美容師がSNSに載せる写真は、日々の営業の宣伝広告として欠かせないツールです。お客様の写真を載せることは、「私はこんなスタイルが得意な美容師です」と名刺代わりのアピールになります。
このヘアスタイルの写真を撮る際には、「映える」かどうかが重要です。競争の激しいSNS上では、トレンドフルなヘアスタイルなど「映える派手なスタイル」の方が、反響も得やすいからです。
対して「オーソドックスなスタイル」は映えにくくなります。そのため、そのようなヘアスタイルのお客様の場合は、写真を撮らないことも多々あります。
また、いわゆる「美男美女なお客様」にしか依頼していない、とも限りません。載せる写真は正面に限らず「後ろ姿」を撮る事も多いです。
また、写真のバランスが良ければ、顔だけでなく上半身全体まで写すこともあります。そのため「着ているお洋服との相性が良い」場合にも、お願いする事が多いです。
「普段ワックス使いますか?」の質問の意図
美容院。被害妄想陰キャオタクには『いつもオシャレしてます?』に聴こえる事でお馴染みの「普段ワックス使いますか?」の質問に対して「解答に応じてカット変わるんですか?」と逆質問したら「ワックス使わない場合は頭頂部を重くして自重で髪が纏まるように切ります」と明瞭に返されて謎が一つ解けた
— すあま (@suama13) June 5, 2022
このポストにもあるように、華やかでお洒落なイメージの強い美容室に、苦手意識を感じる方は少なくないと思います。「お洒落じゃない自分は、場違いなんじゃないか」と怯んでしまう方も多く、居心地の悪さはこういったところにもあるのではないでしょうか。
美容室には、もちろんスタイリッシュなお客様も多くいらっしゃいます。ですが、「お洒落な人しか来ない」訳ではありません。それどころか一般の方が考えている以上に、「ファッション感度の高い層」の来客は少数です。