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尼僧を強姦し14年間監禁・性加害…住職に蛮行を促し尼僧を「ロボット玩具」にした80代“生き仏”の地獄の所業

source : 提携メディア

genre : ニュース, 社会

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仮病を使って呼び寄せると、力ずくで強姦

叡敦さんが2009年夏、母の法事で大阿闍梨B氏の寺を訪れた時のこと。大阿闍梨B氏は「(一番弟子である)Aの話し相手になってやってくれ。Aは誰よりも信用できる人間で、伝説の男だ。Aの言うことは私の言葉として聞くように」などと、執拗(しつよう)に叡敦さんを説得。叡敦さんは既婚であったが仕方なく、A氏の寺を訪れたという。

それをきっかけに、A氏の叡敦さんに対するストーカー行為が始まった。買い物先や自宅周辺に出没し、叡敦さんは困惑。そんな状況にも大阿闍梨B氏はA氏を庇い続け、叡敦さんをA氏の元に行くように強引に勧め続けたという。

同年秋、A氏から連絡が入った。「頭が痛くて倒れた。食事も取れない」などと仮病を使って叡敦さんを寺に呼び寄せると、力ずくで強姦。性行為の最中には、「オンアロリキャソワカと真言を唱えろ!」などと言ってきたという。A氏から強姦された後には、「家族の人間を薬でも飲ませて殺してこい」などと脅しも受けたという。

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その後、A氏からの脅迫と性加害が繰り返される。それを拒否できず、訴えることもできなかったのは、絶対的存在である大阿闍梨Bから「私の言葉が仏の言葉であるように、Aの言葉は仏の言葉だ」などと、諭され続けたからという。

また、A氏が野良犬にコンクリートブロックを打ち付けて殺したり、猫に爆竹を投げつけたりするなどの残虐な行為を見せつけられるなどし、「A氏に逆らうことなど恐ろしくてできなかった」(叡敦さん)という。

その後、軟禁状態にさせられた叡敦さんは、A氏と大阿闍梨B氏による恫喝と脅迫が繰り返され、また、無理やり剃髪させられて、逃げ出すこともできない状態に。洗脳状態になった叡敦さんは、人としての感情すら失い、「ロボット玩具」のようになっていったという。

叡敦さんが親族や女性センターなどへのSOSを発して、ようやく寺から逃げ出すことができたのは2017年秋のこと。重度の複雑性PTSDとの診断を受けた。

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