「その他の配役も内定していました。鈴役は現在16歳で『Seventeen』専属モデルの月島琉衣さん。鈴の実の父親である葛木征司役はディーン・フジオカさん。主人公の上田と同じ宅配業者で働くサバサバ系女子の妹尾は吉岡里帆さん。同じく同僚でモテ系女子の片岡役は吉川愛さん。鈴の同級生である吉川の母親役は野呂佳代さんです」(日テレ関係者)

 準備が進められていたが、2月21日に事態は急変。制作スタッフが集められ、急遽“制作中止”が告げられた(スタッフへの“説明会”の様子は「週刊文春電子版」は2月22日配信の記事で詳報)。

ムロツヨシ ©文藝春秋

「新ドラマから“自主降板”され…」

 さらに2月27日には「週刊女性PRIME」が「【独占スクープ】『「たーたん」と同じキャスト、スタッフで』日本テレビ×小学館の“再タッグ”ドラマが制作中止も、まさかの“鞍替え”でムロツヨシ、吉岡里帆ら出演へ」と題する記事を配信。新ドラマは「たーたん」に内定していた俳優陣がそのままキャスティングされると報じたのだった。

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吉岡里帆(本人インスタグラムより)

 しかし……。制作スタッフが言う。

「ムロツヨシさんが新ドラマから“自主降板”されたのです。理由は現場にも伝えられていません」

 日本テレビとムロツヨシの所属事務所に事実確認を求める質問状を送ったが、期限までに回答はなかった。

 現在、「週刊文春電子版」では「たーたん」代替ドラマの制作現場の様子を報じた記事を配信中だ。芦原さんの死から「たーたん」中止までの一連の流れ、新ドラマからムロツヨシが辞退するまでの経緯、そして浮上しているドラマの企画についても併せて報じる。

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