『羊たちの沈黙』と『ファーザー』でアカデミー賞を受賞している名優、アンソニー・ホプキンス。彼の主演最新作『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』が、6月21日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにて公開されることが決定した。
実際に助けられた“かつての子供たち”も参加
本作は、ナチスの脅威から669人の子供たちを救ったニコラス・ウィントンの半生を描いたもの。結果的に6000の命に繋がった彼の活動と子供たちとの50年後の再会を、『英国王のスピーチ』のプロデューサーが映画化した。
明るくチャーミングなニコラスが、その胸の奥にいまだ多くの子供たちを救えなかったことへの苦悩を抱え続ける姿を、ホプキンス自身の深く長い人生経験と重ねるようにリアルに演じている。さらに実際に彼に助けられたかつての子供たちや、その親族が世界中から撮影に参加。数多のキャリアを誇るホプキンスも「心を大きく揺さぶられた」という。