妻が作るブリの照り焼きが好物で出世魚を頬張り、活躍を誓った。
16年3月には長女、18年9月には次女と子宝にも恵まれた。
自宅にいるときはオムツを替えたり、一緒に風呂に入ったりとイクメンとしても知られ、自身でも〈個人的に欲しいタイトルはベストファーザー賞かな(笑)〉(「FLASH」17年10月3日号)と子煩悩ぶりをアピールしてきた。
生涯の伴侶と愛する子供に囲まれ、公私ともに順風満帆に思えた人生は、しかし、則本自身の裏切りにより脆くも崩れ去る。
週刊ポストが報じた則本の“裏切り”不倫
「楽天・則本昂大 『暴投不倫』の末に『糟糠の妻』を捨て……」
「週刊ポスト」(4月9日号)にこのような見出しが躍ったのは21年。
記事では則本が不倫に走り、それが原因で離婚したと報じられていた。さらに不倫相手との間には子供もいた。則本本人は同誌の取材に、不倫については〈なかなか答えられることは少ないので〉としながらも、20年5月頃には離婚していたことと子供の存在を認めたのだった。
〈責任は取るつもりです〉
球団スタッフも駆けつけた披露宴
そう記事の中で語っていた離婚から約3年半。則本の“有言実行”を小誌は目撃した。
冒頭のシーンに戻ろう。
教会に隣接したアジアンリゾートテイストの披露宴会場には、こんな立て看板があった。
「Happy Wedding 則本家 〇〇家」
いささか控えめな案内を頼りに、正装姿の老若男女が続々と会場に入っていく。招待客が着席し、午後1時を少し回った頃、会場のドアが開け放たれた。そこに立っていたのは今日の主役である。
傍らには純白のウエディングドレス姿の女性。花嫁はマネージャーとして高校時代から支えてきた、かつての妻では当然ない。
楽天球団関係者が話す。
「実は則本が不倫相手だったA子さんと再婚しました。披露宴当日はノリの33回目の誕生日でもある。田中将大や岸孝之などチーム主軸はいませんでしたが、うちの球団スタッフは何人か駆けつけましたよ」