文春オンライン

連載THIS WEEK

ド派手デビューのDeNA・度会隆輝(21)を脅かす“もう1人の社会人出身ルーキー”とは?

note

「個人的には度会選手よりも上」に“キャラクター”も

 秋ドラフト時点では「守備は上手いし足も速いが、打撃はあまりパッとしない」(同前)と評価されていた佐々木。ドラフト前に調査書を送ってきたのは「巨人を含めてわずか2球団だけ」(日立関係者)だった。それが、いざプロ入りしてみると、

「キャンプでの打撃練習では打球速度が170キロを超えており、チーム一、二を争うほど。阿部慎之助監督(45)も『五番打者で使うことも考える』と口にするようになった」(前出・巨人担当記者)

巨人の佐々木俊輔外野手(24) ©時事通信社

 元阪神の赤星憲広氏もテレビ番組で「以前から見ていたが、個人的には度会選手よりも上だと思っている」と言及するなど、知る人ぞ知る存在だった。さらに“キャラクター性”も度会に引けを取らず、

ADVERTISEMENT

「本人曰く、米国のアニメ『おさるのジョージ』の主人公に似ているとのことで、同僚にも『ジョージと呼んで』とノリノリで自己紹介しています。開幕戦前日もファンから届いたジョージの大きなぬいぐるみを抱きかかえて帰っていました。本人は『もう寮の部屋にいくつぬいぐるみがあるか分からない』と。届いたジョージは全て大切に飾っているようです」(同前)

 帝京高校出身で、今年2月にはとんねるずの石橋貴明に対し、年末年始特番「スポーツ王は俺だ!!」の名物コーナー「リアル野球BAN」への出演も直訴した佐々木。ルーキーの熱い戦いも始まっている。

ド派手デビューのDeNA・度会隆輝(21)を脅かす“もう1人の社会人出身ルーキー”とは?

週刊文春電子版の最新情報をお届け!

無料メルマガ登録

関連記事