10日午前10時頃、青空が広がる東京・渋谷区の明治神宮には、多くの人たちが集まっていた。
その前に着いた車から降りてこられたのは、天皇・皇后両陛下の長女・愛子さま。
10日、初めて明治神宮を参拝された。
そのご様子をひと目見ようと待っていた、オーストラリアから一時帰国をしている安藤侑菜さんは、「オーストラリアにいる時から、愛子さまを見てみたいと友達と話してて、きょう来られると聞いたので来ました」と話す。
そして午前10時前、愛子さまを乗せた車が明治神宮に到着。
安藤さんも、しっかり愛子さまの姿を目に焼き付けることができて、「ちょっと笑ってる顔が見られました。手もちらっと振ってくれてる感じでした」と笑顔だった。
愛子さまは、参拝用のオフホワイトのロングドレスに、白い帽子と手袋を着用し、扇子を手に、ゆっくりと石畳を進まれた。
明治神宮は皇室にとってゆかりの深い場所で、明治天皇と皇后の昭憲皇太后がまつられている。
4月は、昭憲皇太后が亡くなってから110年にあたり、愛子さまはその節目に初めて明治神宮を参拝された。
4月1日に日本赤十字社に入社後、愛子さまが皇族として公の場で活動されたのは10日が初めて。
参拝中の午前中は勤務を休み、午後に出勤されたという。
(「イット!」 4月10日放送より)